2014年11月11日火曜日

ナイロン弦の交換の仕方を解説します!

こんにちは!
Rootblueの溝口です!

今回はナイロン弦の交換の仕方を解説します!

弦は弾いているうちに消耗してきます。

古い弦だと錆が出たり、切れたりする原因になってしまいます。
それ以外にも、指に引っかかりやすくなる等、演奏する際にも問題が生じてきます。


楽器店で張り替えてもらうことも出来ますが、料金も時間も取られるのでリーズナブルではないですよね。

ということで、やはり弦は自分で張り替えられるようにするのがベストです!

最初は不安かもしれませんが、今回の写真付き解説を参考に、ゆっくりと慣れていって下さい!

では早速解説していきます!





まず今回張り替える弦はこちらです!
D’addario EXP classicalシリーズのEXP44です。
「マイクロファインEXPコーティング」という特殊な加工が施されており、通常の4倍も長持ちするそうです。

EXTRA HARDを張ることによって、よりサステインが長くなり、歌うギターとなるのでオススメです。





古い弦を外した状態です。
弦交換のときは、タッチのばらつき等を防ぐ為になるべく全ての弦を一度に変えるようにしましょう。

古い弦を外すときはいきなりニッパーで切ってしまうと、急激にテンションが下がりギターに負担がかかるので、しっかり緩めてニッパーを使わずに外すと良いです。





弦を張っていきます。
弦を張るときは1→2→3→6→5→4の順で巻いていくと作業しやすいです。

まずネック側からブリッジの穴に弦を通していきましょう。






弦を下から通して輪っかを作ります。
6弦側から1弦側に向かって通して下さい。






出来た輪っかの中に弦の先を通して下さい。





そのまま1弦側に戻して、輪っかに巻き付けるようにします。






巻き付けるとこのようになります。






そのまま結ぶように締めると固定されます。
これでブリッジ側は完了です!





次にヘッド側です。

ナイロン弦は伸びやすいので、ピンと張った状態から巻いていきましょう。
まず、図のように弦を通します。





通したら内側に曲げて弦の下側を通します。




通した先を真上に持ち上げて、その弦ごと巻いていきましょう。
そうすることによってより弦が固定され、チューニングも安定します。




巻いていくとこのようになります。
巻き付けていくときは下に下に巻き付けて下さい。
上に巻いてしまうとチューニングがズレる原因となってしまいます。




同様にして全ての弦を張り替えましょう。
余った部分の弦はニッパーで切って下さい。
その際は滑りを防止する為に数ミリの余裕を持たせるようにして下さい。









新たな弦に張り替えると音色もよく、弾きやすく、気持ちよくプレイすることが出来ます!
皆さんも是非弦の張り方をマスターして下さい!





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